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2024年度Aセメスター学術フロンティア講義 | ジェンダーを考える

2024.10.4

2024年度Aセメスター学術フロンティア講義 | ジェンダーを考える

Aセメスター 週1 火曜3限(90分)13:15~14:45

現代社会では、想定外の政治的課題や事象が次々と起こっている。その際、マジョリティ側とは異なる視点、ジェンダーや多様性の視点を導入することで、複雑な事象や課題を別の視点から捉え、分析することが可能になる。政府が設定した「202030年目標」は未達成に終わったが、新たに、2020年代の可能な限り早期に社会のあらゆる分野において指導的地位に占める女性比率が少なくとも30%程度になるよう目標を設定している。本講義では、ジェンダー平等後進国の日本の現状について、学生が認識を高め、ジェンダーをめぐる多様な問題について自ら考える機会を持つことを目的としている。初回はイントロダクション、2回目から11回目までは各講師の専門領域の視点や切り口からジェンダー不平等に関連したトピックについて講義を行う。第12回は講義を踏まえてグループに分かれてディスカッションを行い、第13回は発表とまとめの回とする。

授業計画

 日程   担当教員・所属          講義タイトル
10/8小川真理子
多様性包摂共創センター
イントロダクション
10/15 永吉希久子
社会科学研究所
労働市場におけるジェンダー
10/22山本浩司
大学院経済学研究科
近代的な個人はなぜ男の姿をとるようになったのか?:イギリスの事例から
10/29 小野仁美
大学院人文社会系研究科
イスラームとジェンダー
11/5 藤田結子
大学院情報学環
仕事と子育てにおけるジェンダー
11/12 中西恵美
医学部付属病院
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)について
11/19 四本裕子
大学院総合文化研究科
ジェンダーと脳科学
12/3 宮本有紀
医学系研究科
メンタルヘルスとジェンダー
12/10金成垣
大学院人文社会系研究科
家族・ジェンダーの視点からみたアジアの 少子化
1012/17藥師実芳
認定NPO法人ReBit
多様な性をもつ子どもの現状と教育現場で求められる対応
1112/24小川真理子相談支援とジェンダー
121/7小川真理子グループディスカッション(1)
131/14 小川真理子グループディスカッション(2)まとめ

学内外からの様々な分野の先生方と一緒に多様な視点からジェンダーについて学び、考えてみませんか?

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